ポリプロピレン(PP)についての紹介から加工工程まで多彩な情報をご提供します。
Polypropylene製造工程
精製工程
窒素精製工程
除去
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酸素
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水分
水素精製工程
除去
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酸素
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水分
プロピレン精製工程
原料に含まれる不純物(触媒毒:CO、CO2、O2、H2O、H2Sなど)をとり除いた後、反応器に供給する工程各装置(COLUMN)に充填された触媒BEDは周期的に交換する。
反応工程
UCC社で開発したUnipol Process(気相重合プロセス)
気相のPLと固体触媒を直接接触させることで起こる反応
製品の分子量分布の幅が広い
Crackingによって分子量分布の幅を調整できる
Utilityの使用量が少なく、運転費用が安い
温度・圧力・相成などによって物性値が激しく変化し、全体的な運転が困難
PP重合工程に流動層反応器を取り入れた理由
Solidの取り扱いが簡単で、Fludized Solidは反応器のNozzle(ノズル)から簡単に排出できる
固体粒子が運動し続けるので素早く混合できる
固体粒子が絶えず動くことによって熱伝達がなされるので、ガスとSolid間の熱伝達及び物質伝達力に優れている(温度調節が容易)
造粒工程
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第1段階
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反応器で造られたパウダー状のPPは、Degasing & Purge 段階を経て
造粒工程にFeedされて添加剤と混合した後、溶融、切断、固形化されてPellet状に生産される。
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第2段階
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Pelleting工程は、FeedされたResinと添加剤を混合して溶融し、Mixing(ミキシング)及びExtrusion機能を持つ。
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第3段階
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添加剤はFeed Resinと一緒に連続式混合機(LMC)に注入する。混合機の排出圧力を調整することでMelt Pumpの速度を調節する。Melt Pumpによって加圧された高圧のResinは、Screen Packで異物をとり除いた後、Dieplate Channelに注入される。溶融物はスチーム(Steam)で加熱したDieplateから射出され、回転カッターによって水中でPellet化される。
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最後
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脱水して水分を除去した後、PCW Tankに回収され再生される。
Pelletは遠心乾燥機で乾燥した後、製品置き場(Bin)に移送する。
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